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えーと、誰がどう見てもケフィアです。そして桃です。
桃にかかったケフィアの塗り方の説明です。


物体に付いた液体の表現をよりリアルに見せるには下の要素が必要なように見えます。

1. 濡れている部分の色を濃くする
2. 環境光や背景の照り返し(以前こちらで説明しました)
3. ハイライト
4. 液体が落とす影
5. 液体自体の色(盛り上がっている部分ほど濃くなる)

こうして書き出してみると液体をよりリアルに見せるには結構な過程が必要ですね。
ちなみに濡れている部分が濃く見えるのは、濡れると反射が一定方向になるため、色がよりはっきり目に映るそうです。(具体的にはもうちょっと見え方は複雑ですがイラストレベルではそんなイメージでいいと思います)
グレーのTシャツを濡らしたイメージなんかわかりやすいですね。
肌が濡れている場合は肌色が濃くなります。


これを期に、自分なりのケフィアの塗り方を模索してみてはいかがでしょうか。