アナログで絵を描いていた人って、デジ絵を始めた頃「やり直しが効く」とか「バケツ塗りでさっと塗れる」とか、便利さに感動することが多いんじゃないでしょうか。
ただ、いざ完成するとちょっと物足りないというか、何かいかにも
デジタル臭いというか、ツールに欠かされました感満載の絵柄になって四苦八苦したというのも多いと思います。
これは個人的な話ですが、鳥山明の絵なんかはデジタルに移行してからすごくCG臭くなってしまって、手描きの時の空気感やワクワク感がなくなってしまったような気がしています。
まずは近道という選択
そんな悩みの解決法として、ブラシツールでの描き方を追求して極めていく方法もあると思うのですが、今回は近道の
「テクスチャ合成」をご紹介。
要はデジタル臭いところにアナログ(アナログ風)な素材を被せて覆っちゃおうという寸法です。
ベタ塗りに大まかな影を塗っただけでもテクスチャを合成すると、とっても
雰囲気のある絵に仕上がります。
素材も水彩風やグランジな雰囲気なもの、布のサラサラだとか、岩のザラザラとか、光のキラキラとか、重ねる物によって雰囲気がだいぶ変わってきます。
合成手法によっては
思いもよらない効果が出たりして、結構時間を忘れて没頭しちがちになるんですよね。でもなんか自分の絵が3レベルくらい上がったような気がして楽しい時間だったりもします笑。
講座の方は多種多様なテクスチャと、実際の使用例が載っていてとても使いやすくなっています。
ぜひ自分なりの「テクスチャ合成」を試してみてください。
【素材】Texture9-質感系 | marina [pixiv]
http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=20592103
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